この度は、第19回会員フォトコンテストに多数のご応募を頂き誠にありがとうございました。
吉住志穂 審査委員より厳選なる審査の結果、下記入賞作品が決定しましたのでご案内申し上げます。
優秀賞
撮影者: 黒坂 芙美子
題名 : じいちゃんと
講評 : いい写真ですね。表情から二人の関係性が手にとるように伝わってきます。大胆な構図にも驚きましたが、被写体との距離感が抜群に良いです。タイトルも完璧でした。
優秀賞
撮影者: 山本 洋子
題名 : 虹まで届くかな?
講評 : 日暈と遊具をシンプルかつ大胆な空間構成で表現した傑作。現場で確固たるイメージがなければできないアプローチ。絶妙なシャッタータイミングにもあり余る才能を感じました。
優秀賞
撮影者: 笹川 和子
題名 : モデル撮影会
講評 : モデルがフィギュア、撮影者はこども、カメラはスマホと、見る側にいろいろな裏切りを与えつつ、世相を巧みに反映しています。背後に立つ、大人の存在にも身震いしました。
優秀賞
撮影者: 小林 敏行
題名 : 千年杉
講評 : 立ち込めるガスの中で地面すれすれから迫力ある構図で千年杉を撮影。「ひと月に40日雨が降る」と言われる屋久島での作者の苦労と健闘ぶりがうかがい知れる力作です。
優秀賞
撮影者: 山中 巌
題名 : 里の空
講評 : デジカメの恩恵を受けて撮りやすくなったのがホタルのいる風景。星空も写し込み、パッと見は幻想的な風景ですが、鉄塔の存在で、現実を意識させるテクニックに感心しました。
優秀賞
撮影者: 坂井 富雄
題名 : 桜と雪
講評 : 桜の咲く頃、ごくごく稀に低気圧のいたずらで雪が降ることがあります。満開にはまだ早い桜でしたが、ボタ雪が入ったことで季節の変わり目を感じる作品が生まれました。