グランプリ

グランプリ
撮影者 : 池田 幸樹
題名 : 見つめていたい
講評 : 3人の子供の表情、目線それぞれの良い瞬間を写しています。顔、視線、手の動きが皆バラバラで印象に残ります。光の加減もちょうど良く背景の様子からも祭をイメージさせる構図となっています。
少し疲れたような、そして盛り上がっている祭りの様子を冷めた視線で見つめているようにも感じられます。背景の人形がまるで3人を見つめているようです。瞬間を捉えながらも、構図、光を的確に撮影した写真でインパクトあるものとなっています。

準グランプリ
撮影者 : 石井 文博
題名 : 怒濤
講評 : 波の激しさがシャープに写されていることで、よりこの場の迫力が伝わってきます。全体がアンダーであること、黒味が強い色合いであることは全体の雰囲気を演出しています。
左上に真っ黒な岩、地平線がまっすぐに無駄ない構図となっています。タイトル通りのイメージが写真に表現され、激しい勢いで押し寄せる音が聞こえてくるようです。
自由部門
銅賞
撮影者: 石塚 栄一
題名 : 夏の彩り
講評 : 真正面から捉えた大輪の花火。とても迫力があり、赤色を黒の中で映える写真となりました。この撮影場所を確保することが大変だったと想像します。手前にある出店の色合いも良い演出となっています。
銅賞
撮影者: 出澤 均
題名 : 春爛漫
講評 : それぞれの色のバランスから非現実的な世界観を創り出し、水面に写りこむ色合いと手前の花、背景の空色、全てが不釣り合いであるが不思議と合致している写真です。
銅賞
撮影者: 金子 克巳
題名 : 揺れるまなざし
講評 : 子供の目線はどこへ向いているでしょうか。何かに意識をとられているようです。手前の手と格子の後ろにある顔。面白い構図です。格子がまっすぐであること、他に無駄なく上手に収めています。
銅賞
撮影者: 小関 淳司
題名 : 佐潟雪景
講評 : 趣のある情景です。少しの時間、この場に佇み思いにふけたくなるような気持ちにさせられます。視覚からだけでなく嗅覚、聴覚までをも何か感じさせてくる写真です。
銅賞
撮影者: 畠山 正樹
題名 : 小さい秋みつけた
講評 : 葉を優しく持つ指先から不思議と温かさと安心感が伝わります。葉にスポットが当たっているかのような光に目線がいき、指先だけで感じられる人柄を想像する写真です。
銅賞
撮影者: 羽田 茂
題名 : 春の丘
講評 : ファンタジックなとても幸せを感じさせる1枚です。ヤギの親子の可愛らしさと桜の美しさ、鮮やかな緑、全てが美しいです。この瞬間を撮影しようと考える背景のライン、桜の木の配置と構図にまとまりがあります。
ネイチャー部門
銅賞
撮影者: 浅間 宏志
題名 : ホワイト・ストリーム
講評 : 海の動きをシャッタースピードで上手く使いこなし撮影しています。流れをきれいに表現し、ポイントとなる石の存在が写真の構図の中で大きな意味となっています。
銅賞
撮影者: 伊藤 康平
題名 : 名月
講評 : 主役の月を直接見せずに水面の写り込みで表現していることで、実際の月はどうあるのか?と想像が膨らみます。黒の微妙な色合いを上手に見せ、シルエット効果になっています。
銅賞
撮影者: 工藤 信朋
題名 : 霧の朝
講評 : 手前右の木はリアルに写り、その木の赤い葉が印象深く、そして背景の白い木々と白い霧のグラデーションが雰囲気を出しており、全体がファンタジックなイメージの1枚となっています。
銅賞
撮影者: 小山 覚
題名 : 美雪
講評 : 雪降る中、奥の木をセンターにし、両側に広がっている配置は構図を良く考えて撮られています。雪が丸い模様のようで全体に青の色合いが映える演出となっています。
銅賞
撮影者: 田辺 佳代子
題名 : 大奥
講評 : タイトルが面白いです。鶏の凛とした横顔から浮かんだタイトルなのでしょうか。センターにいる二羽にスポットが当たり、その表情がとても厳しいように見え、近づいたら今にも突かれそうな勢いです。
銅賞
撮影者: 三輪 絢子
題名 : 無音
講評 : しずくのディテールがとても美しく写されています。しずくに写り込んでいる光のライン、黒と白のバランスから宇宙をも感じ、背景の青色とシャドー部の黒の色合いは深い静の中の動を想像させます。
学生部門
応募点数 1.959点
主 催 株式会社 新潟フジカラー
たくさんのご応募ありがとうございました。