グランプリ



グランプリ

撮影者 : 池田 幸樹

題名 : 見つめていたい

講評 : 3人の子供の表情、目線それぞれの良い瞬間を写しています。顔、視線、手の動きが皆バラバラで印象に残ります。光の加減もちょうど良く背景の様子からも祭をイメージさせる構図となっています。
少し疲れたような、そして盛り上がっている祭りの様子を冷めた視線で見つめているようにも感じられます。背景の人形がまるで3人を見つめているようです。瞬間を捉えながらも、構図、光を的確に撮影した写真でインパクトあるものとなっています。



準グランプリ

撮影者 : 石井 文博

題名 : 怒濤

講評 : 波の激しさがシャープに写されていることで、よりこの場の迫力が伝わってきます。全体がアンダーであること、黒味が強い色合いであることは全体の雰囲気を演出しています。
左上に真っ黒な岩、地平線がまっすぐに無駄ない構図となっています。タイトル通りのイメージが写真に表現され、激しい勢いで押し寄せる音が聞こえてくるようです。

自由部門



金賞

撮影者: 伊藤 政幸

題名 : 午後のひととき

講評 : 窓辺から入る柔らかい光の中で、少しはにかんでいるようにも見える笑顔の女性。ベストショットです。日常での1コマを捉えているのでしょうか。自然体な感じから撮影者と被写体との会話、この場面の空気が想像できます。まさにこの日、この場所でこの時にしか撮れない1枚でしょう。



金賞

撮影者: 穂苅 環

題名 : 都会の孤独

講評 : とても面白いシチュエーションです。背景のビル群からは都会をイメージしますが、手前のサイの存在と青々とした木々からはゆったりとした空間のように思え、真逆な状況を上手にまとめています。全体が鮮やかで明るい色合いでネガティブにならないのがいいです。



金賞

撮影者: 渡辺 隆

題名 : 出演前

講評 : 出演前の緊張した空気感を感じ、静かに時間の流れる様子が伝わります。準備をする人の真剣な横顔とそれを見守り出番をじっと待っているかのような面の人との位置関係が絶妙です。面に左から入る光が右へのシャドー部へ、また着物に光が当たり輝いているようにも見え、光を美しく捉えています。



銀賞

撮影者: 是永 進

題名 : シャボン玉に遊ぶ

講評 : 写っている人々が皆、笑顔で幸せなショットです。風に舞うシャボン玉を追いかけ手を広げる子供達がとても楽しそうで、周りで見守る大人たちもいい微笑みで立ち止まっています。絵にあった木々の緑、青空、シャボン玉の色が鮮やかなことも合致した写真です。



銀賞

撮影者: 坂田 恵治

題名 : 透明人間

講評 : 踊っている人の顔が笠で影になり暗く全く見えないことで想像力が掻き立てられ、ピンと伸ばした手から踊りに乗っている様子が感じられます。背景の桃太郎の絵と踊り子の構図がしっかりと収まっていて、とても良い写真となっています。



銀賞

撮影者: 佐藤 芳惠

題名 : お見送り

講評 : 手前の色テープを画面に多く撮り入れていることで、テープの色合いがインパクトある写真となっています。全体露出をアンダーに地面の色を暗くなることで、色がしっかりと表現され考えられた撮影となっています。



銀賞

撮影者: 菅原 聖哉

題名 : 初恋

講評 : 彼女の眼差しから何を想い、見つめているのか想像したくなります。右側の目のキャッチが効いていてリラックスしている表情から撮影時が良い状況だったことをうかがわせ、続きが見たくなる、そんな写真です。



銀賞

撮影者: 引間 麗子

題名 : ドリーム列車

講評 : 真横から平面構成で見せているモノクロ写真。水面に映る列車、白い煙の流れからも列車のスピードを感じ、その動きをイメージして見入ってしまいました。列車の配置バランスもとても良かったです。

銅賞

撮影者: 石塚 栄一

題名 : 夏の彩り

講評 : 真正面から捉えた大輪の花火。とても迫力があり、赤色を黒の中で映える写真となりました。この撮影場所を確保することが大変だったと想像します。手前にある出店の色合いも良い演出となっています。

銅賞

撮影者: 出澤 均

題名 : 春爛漫

講評 : それぞれの色のバランスから非現実的な世界観を創り出し、水面に写りこむ色合いと手前の花、背景の空色、全てが不釣り合いであるが不思議と合致している写真です。

銅賞

撮影者: 小川 彰弘

題名 : BODY

講評 : 男性の肉体美と激しく飛び出している水しぶきが良く合っています。動きを感じるいい瞬間を捉え男性の顔を想像させられます。あえて写っていないことは大事です。

銅賞

撮影者: 金子 克巳

題名 : 揺れるまなざし

講評 : 子供の目線はどこへ向いているでしょうか。何かに意識をとられているようです。手前の手と格子の後ろにある顔。面白い構図です。格子がまっすぐであること、他に無駄なく上手に収めています。

銅賞

撮影者: 小関 淳司

題名 : 佐潟雪景

講評 : 趣のある情景です。少しの時間、この場に佇み思いにふけたくなるような気持ちにさせられます。視覚からだけでなく嗅覚、聴覚までをも何か感じさせてくる写真です。

銅賞

撮影者: 長井 慎

題名 : 輝く笑顔

講評 : 戌年の今年です。まるで今年の喜びを表現しているかのような笑い顔のおめでたいワンコです。今年も宜しくお願い致します、と言っているように見えるのは私だけでしょうか。

銅賞

撮影者: 畠山 正樹

題名 : 小さい秋みつけた

講評 : 葉を優しく持つ指先から不思議と温かさと安心感が伝わります。葉にスポットが当たっているかのような光に目線がいき、指先だけで感じられる人柄を想像する写真です。

銅賞

撮影者: 羽田 茂

題名 : 春の丘

講評 : ファンタジックなとても幸せを感じさせる1枚です。ヤギの親子の可愛らしさと桜の美しさ、鮮やかな緑、全てが美しいです。この瞬間を撮影しようと考える背景のライン、桜の木の配置と構図にまとまりがあります。

銅賞

撮影者: 服部 健

題名 : 落下

講評 : タイトルから少し怖いイメージがします。落下後は無事に走って行ったのでしょうか。慣れた状況の中で見守る2人が面白い表情をしていて構図もしっかり決まった写真です。

銅賞

撮影者: 山本 勝栄

題名 : 華里音

講評 : 何かの写り込みなのでしょうか?真っ暗な暗闇の中、センターに色鮮やかな輝きが目を引く写真です。まるで万華鏡のようにも見え謎を多く魅せる写真です。

入選

撮影者: 安達 淳二

題名 : 越佐海峡秋景色

入選

撮影者: 大竹 俊夫

題名 : 雪っこ

入選

撮影者: 柏 行雄

題名 : 出番待ち

入選

撮影者: 川田 淳

題名 : 明日へ

入選

撮影者: 小柳 信子

題名 : 愛は重い

入選

撮影者: 志田 幸夫

題名 : 散歩帰り

入選

撮影者: 須田 孝子

題名 : 炎にいどむ

入選

撮影者: 関根 恒

題名 : 郷の秋祭り

入選

撮影者: 田辺 寿郎

題名 : あしあと

入選

撮影者: 手島 岱月

題名 : 熱い夏

入選

撮影者: 外石 富男

題名 : 送り人

入選

撮影者: 行方 ひで子

題名 : 春近し

入選

撮影者: 樋口 廣治

題名 : 新雪を行く

入選

撮影者: 星野 康明

題名 : 一緒におどらない?

入選

撮影者: 宮口 吉治

題名 : 祭り好きな二人

入選

撮影者: 吉村 晴五

題名 : 落睴もしべの雨滴

入選

撮影者: 鷲津 宣夫

題名 : 頑張れー!

入選

撮影者: 和田 恒夫

題名 : これから出番

入選

撮影者: 渡辺 昭子

題名 : 祭囃子がやって来た

入選

撮影者: 和田 フサ子

題名 : 信頼

ネイチャー部門

金賞

撮影者: 江部 勇

題名 : 梅雨の頃

講評 : 花を下から見上げているとても迫力のあるインパクト強い写真です。一番手前右の花を中心に印象強い構図です。背景の空が真っ白なこともポイントとなっているでしょう。下から見上げると、このような様子なのだと改めて感じさせられました。また花が寄り添っているようにも写り、まるで仲間の集まりのようにも見えてきます。

金賞

撮影者: 小山 碩

題名 : オンブバッタの恋

講評 : バッタの顔が正面からしっかりと撮られているその様がなんとなく間が抜けた、愛くるしい表情に見えます。バッタをやや右寄りに、手前に花のピンク色、背景が葉の緑色と正方形の構図の中で、上手くまとめています。色の鮮やかさも目を引き、主役をきちんと捉えている写真です。

金賞

撮影者: 外山 秀久

題名 : 厳冬の朝焼け

講評 : 自然を撮影する醍醐味のひとつとも言える自然色ならではの美しい色合いを写し出しています。手前雪の地面のラインが、なだらかにそして陰影をきれいに表現しています。右端の木がいいアクセントになっているでしょう。絶妙な露出バランスで空の赤みや雲の色合い、雪面の青さとのバランスは幻想的な世界観を創り出しています。

銀賞

撮影者: 安部 諭

題名 : 怒濤

講評 : 激しく波がうねる様子から自然の力強いパワーを感じます。水しぶきが光に当たり美しい輝きとなり表現され、印象深い写真となっています。色合いを赤くしていることは作者の思い、センスを感じさせます。背景に何もなく黒で締め、この波だけをセンターにしっかりと撮っていることで、まとまりよく表現されています。

銀賞

撮影者: 熊木 理

題名 : 風道

講評 : タイトルが写真と合致して、この場面の風をイメージができます。画面右からやや見上げる構図は、壮大な景色の中、そこを風が流れているイメージに見せています。モノクロであることで陰影を強く写し出し、背景の動きある雲も動きのある風を感じる演出ができています。

銀賞

撮影者: 佐々木 壽英

題名 : 鳳凰の翼

講評 : 画面上から黄金色で始まるグラデーションが美しく、段々と赤へと下がってくる構図をよく考えて撮っています。全体がシャープであることで、より光の加減と氷の質感をリアルに魅せ、黒の締り具合が良いポイントとなっています。

銀賞

撮影者: 茂野 孝志

題名 : 一枝に遊ぶ

講評 : 絵画のようにも見える2匹の猿の絶妙な瞬間を捉えています。雪の背景、白い空間の中で、木の枝と2匹の猿がとても良いバランスで撮れています。跳ねた雪から猿の動きを感じさせ、全体の白色が雪の静けさをイメージさせます。印象に残る写真です。

銀賞

撮影者: 西山 雅之

題名 : ビックリ!

講評 : フクロウが木の間から顔を出した瞬間にパッと目が合ったような、そんなイメージがします。ナイスショットです。手前の木の入り具合と背景の緑のボケ感がバランスよく構図にまとめています。フクロウの赤い目が印象的です。

銅賞

撮影者: 浅間 宏志

題名 : ホワイト・ストリーム

講評 : 海の動きをシャッタースピードで上手く使いこなし撮影しています。流れをきれいに表現し、ポイントとなる石の存在が写真の構図の中で大きな意味となっています。

銅賞

撮影者: 伊藤 康平

題名 : 名月

講評 : 主役の月を直接見せずに水面の写り込みで表現していることで、実際の月はどうあるのか?と想像が膨らみます。黒の微妙な色合いを上手に見せ、シルエット効果になっています。

銅賞

撮影者: 伊東 周平

題名 : 晩秋

講評 : 雪の中に紅葉の赤い葉がとてもきれいに映えていて、白いスローな流れが光を
感じさせ独特な雰囲気を捉えています。画面全体に赤い紅葉、下の白い雪のラインがポイントとなっています。

銅賞

撮影者: 工藤 信朋

題名 : 霧の朝

講評 : 手前右の木はリアルに写り、その木の赤い葉が印象深く、そして背景の白い木々と白い霧のグラデーションが雰囲気を出しており、全体がファンタジックなイメージの1枚となっています。

銅賞

撮影者: 小山 覚

題名 : 美雪

講評 : 雪降る中、奥の木をセンターにし、両側に広がっている配置は構図を良く考えて撮られています。雪が丸い模様のようで全体に青の色合いが映える演出となっています。

銅賞

撮影者: 島津 幸子

題名 : 朝日入照

講評 : リアルで繊細な描写が、まるでキャンバス地に描いた油絵のようにも見えてきます。全体をアンダーでまとめ、その中でも黒から藍色への微妙な色合いも良く写し出しています。

銅賞

撮影者: 田辺 佳代子

題名 : 大奥

講評 : タイトルが面白いです。鶏の凛とした横顔から浮かんだタイトルなのでしょうか。センターにいる二羽にスポットが当たり、その表情がとても厳しいように見え、近づいたら今にも突かれそうな勢いです。

銅賞

撮影者: 三輪 絢子

題名 : 無音

講評 : しずくのディテールがとても美しく写されています。しずくに写り込んでいる光のライン、黒と白のバランスから宇宙をも感じ、背景の青色とシャドー部の黒の色合いは深い静の中の動を想像させます。

銅賞

撮影者: 山本 洋子

題名 : 花の首飾り

講評 : 面白い構図となっています。丸い玉にガーベラと背景の緑色がアクセントに可愛らしく並んで写されています。手前ガーベラの大胆な入り方とのバランスが不思議な世界観で表現されています。

銅賞

撮影者: 渡辺 治

題名 : 里山

講評 : とても気持ちの良いすきっとした無駄のない構図です。手前から遠近法で見せ、木との境ラインがまっすぐに横に入り、その後ろ木々と空の青さをしっかりと見せています。全体の色味と構図で表現にインパクトがあります。

入選

撮影者: 青木 茂男

題名 : 雲 湧く

入選

撮影者: 安達 初美

題名 : 光彩

入選

撮影者: 石倉 盛夫

題名 : 秋泳

入選

撮影者: 今井 久輔

題名 : 彩り

講評 :

入選

撮影者: 上杉 正春

題名 : 清閑

入選

撮影者: 上野 正道

題名 : 秋の川面

入選

撮影者: 江部 堅市

題名 : 紅の魂

入選

撮影者: 金子 範夫

題名 : 静寂の夜明け

入選

撮影者: 柄沢 鉄衛

題名 : 霧立ちぬ

入選

撮影者: 栗林 栄市

題名 : 雨上りの花

入選

撮影者: 小出 公司

題名 : 初冬の湖畔

入選

撮影者: 佐藤 圭

題名 : ドキッ

入選

撮影者: 立川 政義

題名 : 晩秋の橅林

入選

撮影者: 中沢 美尤

題名 : 流れる光

入選

撮影者: 松林 宏

題名 : ハマゴウ咲く丘

入選

撮影者: 山田 幸三

題名 : 紅葉と初雪

入選

撮影者: 横野 功

題名 : 旅は道づれ

入選

撮影者: 和田 均

題名 : 森の精

入選

撮影者: 和田 政雄

題名 : 翠色の秋

入選

撮影者: 和田 實

題名 : 雪影

学生部門



金賞

撮影者: 押木 愛美

題名 : 二人でピクニック

講評 : 写真から楽しそうな会話、笑い声が聞こえてきそうです。とても楽しそうな幸せな1コマです。いい瞬間を写しています。モノクロである故に表現されている陰影、雲の立体感、草木のディテールなど全体がいい質感に仕上がっています。



銀賞

撮影者: 斎藤 優

題名 : 明日はどこ行く?

講評 : のどかな風景です。夕日が美しく往き来する人たちを優しく照らしているようです。右に木のシルエット、その向こうに太陽の光、夕日の陰影をリアルに壮大に見せる夕焼け雲と目線が流れます。プリント展示が楽しみな写真です。



銀賞

撮影者: 捧 遥瑠

題名 : 進め

ナイスショットです。青空に迫力のある白い雲が画面一杯に占めている中、右下に1点、主となる被写体を置いた構図はよく考えて撮影されています。露出のバランスも色の鮮やかさもタイトル通り勢いある写真です。

銅賞

撮影者: 齋木 爽

題名 : 仕事終わりに

講評 : 雰囲気のある情景を上手に構図に止めています。横切る人物のブレ感が動きのある写真となっています。

銅賞

撮影者: 高木 胡南未

題名 : 想ふ

講評 : 指先を唇にあて上向加減でいる横顔が何かを想っている様子を想像させます。シルエットの演出がとても良い効果となっています。

銅賞

撮影者: 土屋 佳代

題名 : 願う

講評 : 謎めいた写真です。彼女の瞳は何を願っているのでしょうか。ライティングされた瞳のキャッチが印象的です。

銅賞

撮影者: 樋沢 誠人

題名 : Just an Apple

講評 : 試行錯誤して制作した様子が感じられ、トライすることが次への作品につながります。今後も期待しています。

銅賞

撮影者: 松崎 豊

題名 : 凛として

講評 : 大胆な構図です。画面いっぱいのひまわりから生命力を感じ、見る側をも元気にさせる写真です。

入選

撮影者: 石丸 蓮

題名 : はじめて

入選

撮影者: 今井 菜々美

題名 : 8月1日

入選

撮影者: 熊倉 笙太

題名 : 2匹のモンシロチョウ

入選

撮影者: 佐藤 まりん

題名 : あの日の僕ら

入選

撮影者: 髙井 夏暉

題名 : 明紅

入選

撮影者: 星 美紀

題名 : 春色

入選

撮影者: 森 翔

題名 : 師走

入選

撮影者: 和田 夏依

題名 : 秋の照明

入選

撮影者: 渡邉 基

題名 : 枯れ葉と猫

入選

撮影者: 和田 雅司

題名 : 青春奏づ441


応募点数 1.959点

主  催 株式会社 新潟フジカラー

たくさんのご応募ありがとうございました。

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